平成29年7月1日世田谷区立船橋小学校にて避難所体験訓練を開催しました。当日はあいにくの天気でしたが、運営スタッフは9時に集合。訓練の準備に取り掛かりました。
10時には訓練参加者が体育館に集合、今日の目的を全員で確認しました。
避難スペースとなる体育館ではロール状のシートを敷き個人のスペースを確認したり、間仕切りを立てたりしました。
天気が悪かったため、マンホールトイレは体育館で組み立て、また解体し仕舞う作業まで参加者に行ってもらいました。その後、様子を見て実際設置するマンホールを確認。錆やつまりなどで開けるのに苦労しました。
また、有燐病院と消防署の協力によりミニ講演会も行っていただきました。避難生活ではエコノミー症候群に陥る可能性があるため簡単な運動や三角巾の使い方を教えていただいたり、火災発生時の危険性についてスライドを使って説明いただきました。
参加者からは「とても勉強になったが、もっと沢山の人に参加してほしい」「参加者への呼び掛けを工夫してみては」などご意見をいただきました。
この夏より船橋小学校は増築工事がスタートするとのことです。いつ起きるかわからない災害にはどのようなときにも住民の協力で対応していくしかありません。今後も皆さんで有事に備え、行動していきたいと思います。ありがとうございました。